top of page
回転寿司ユニオン画像1_edited.jpg

カフェ・ベローチェ従業員、緊急事態宣言期間中の過重・危険労働に対して1時間当たり300円の特別手当の支払い求める

  • 執筆者の写真: union2000seinen
    union2000seinen
  • 2020年6月4日
  • 読了時間: 3分

 カフェ・ベローチェの従業員は、緊急事態宣言期間中、自粛ムードのなか利用客が減らず満席が続く店内のなかで感染リスクにさらされていました。また利用客が減らないにもかかわらず人員削減されることで過重労働を強いられていました。

 

 飲食店ユニオンは、カフェ・ベローチェを経営するシャノアール株式会社に対して、緊急事態宣言期間中の労働時間1時間当たり300円の特別手当を店舗従業員に支給するよう求めています。

◆感染リスクにさらされながら過重業務を強いられた店舗従業員たち

 大手カフェチェーンやファストフードが店舗休業や店内飲食禁止といった措置を実施する中、カフェ・ベローチェは営業を続けたために利用客が集中し、その結果自粛ムードにも拘らず利用客が減りませんでした。他方で、会社が人件費削減のためとして通常3人で店舗を回しているところを2人体制に人員削減したために、1人当たりの業務量が激増していました。

 

 会社は、4月の売り上げは前年同月比の5割強に減少していたことから業務量は減っているはずだと主張していますが、きわめてずさんな主張です。というのも、ベローチェの通常の営業時間は7時から22時でしたが、緊急事態宣言期間中は7時から15時の時短営業しており、営業時間は通常時の53%に減少していたのです。売上高は前年同月比5割強ですが、営業時間は53%になっているので、1時間当たりの売上高は変わっていないばかりか、漸増していることになります。

 

 加えて感染対策の観点からお冷や砂糖・ミルクなどはセルフサービスから従業員がカウンターから手渡しするように取り扱いが変更されていました。またトイレ掃除も通常よりも念入りに行うなど、なすべき業務自体も増えていたのです。

 

 人員体制を削減したために生じた従業員1人当たりの業務量の増加は明白であり、これについてはきちんと手当が支払われるべきです。

 

 利用客集中の結果カフェ・ベローチェは満席状態が続いていました。マスクをとって食事やおしゃべりをする利用客と従業員が店内に閉じ込められ、従業員は強い感染リスクを感じながらの業務を強いられていました。また感染リスクに過敏になっている利用客からのクレームも増えており、この点でも通常以上のストレスを強いられていました。こうした感染リスクやそれに付随するストレスにも特別な手当が支払われるべきでしょう。

◆従業員に「クオカード2000円」??

 飲食店ユニオンの要求に対してシャノアール株式会社は、「3-5月に働いた従業員に一律にクオカード2000円分を1枚支給する」と回答しました。感染リスクと過重業務にさらされながら緊急事態宣言期間中店舗を支えてきた従業員に対して、「クオカード2000円」のみとは極めて不十分です。また従業員の労働時間にかかわらずに一律に2000円支給するというのも不公正です。当組合としては、緊急事態宣言期間中に働いた従業員にその期間の労働時間1時間当たり300円の特別手当の支給を求めます。

 カフェ・ベローチェはアルバイトによって支えられています。組合員が在籍する店舗には15人の従業員がいますが、そのうち正社員は1人だけ、あとは全てアルバイトです。本社勤務の社員がテレワークで感染リスクを回避しているなか、この最低賃金すれすれの時給で働くアルバイトたちが感染リスクにさらされ過密労働を強いられながら、緊急事態宣言期間中のシャノアール株式会社を支えてきました。


 そのアルバイトたちに「クオカード2000円」のみとは、あまりに理不尽ではないでしょうか。飲食店ユニオンは緊急事態宣言期間中の労働時間1時間当たり300円の特別手当の支給を求めていきたいと思います。 【飲食店ユニオン コロナ関連労働相談ホットライン】 日時:毎週火曜日・金曜日17:00~21:00 電話番号:03-5395-5359 *相談無料・秘密厳守

 
 
 

最新記事

すべて表示
はま寿司、未払い賃金の一部を全社的に遡及支払い

●1分遅刻で14分賃金カット 過去の違法な運用  はま寿司では従前、出勤時の打刻を15分刻みとし、それ未満の分について切捨てる運用としていました。そのため、たとえば18時00分出勤予定の人が1分遅刻し、18時01分に打刻した場合、18時15分出勤扱いにまるめられて、14分ぶんの賃金がカットされていたのです。 これは当然、昭和63年基発150号や労基法24条に違反する違法な運用です。 ●労働組合との

 
 
 
スシロー会社と最大50円/時賃上げで一部妥結 不十分も交渉姿勢一定評価

回転寿司ユニオンは、あきんどスシロー会社との26春闘交渉について、最大50円/時の引上げで妥結しました。  回答内容は要求額に遠く及ばず、不十分極まりないものではありますが、「春闘の趣旨や貴組合の要望を踏まえて、当社としても従業員の皆様の日々の尽力に可能な限り報いるべく...」とする会社の姿勢を評価したものです。  なお、手当拡大や正社員の基本給引上げ等については、春闘の枠外で継続協議することで合

 
 
 
順法闘争実施を通告! スシロー宮崎恒久店であす3月1日終日

回転寿司ユニオンはきょう、闘争指令第1号を発出し、スシロー会社に対して、宮崎恒久店であ す3月1日終日、順法闘争を実施することを通告しました。  今春闘はすでに2回の春闘交渉を行なっていますが、会社はでたらめなデータを出してきたうえで、「切付けグラム数・盛り付けグラム数を管理し、グラム数管理を徹底」できていないから利益 率が悪く賃上げができない、という理屈をつけてきました。しかし実際は、会社が人減

 
 
 

コメント


回転寿司ユニオン

ADDRESS

〒170-0005 

東京都豊島区南大塚2-33-10

東京労働会館5F 公共一般労組内

MAIL / kaitensushi.union@gmail.com

TEL / 03-5395-5359
FAX / 03-5395-5139

Contact

いつでもご相談ください。電話がつながらない場合は、メールアドレスか労働相談フォームからご連絡ください。

Find us

・JR山手線「大塚」駅 南口徒歩 5分
・都電荒川線「大塚駅前」 南口徒歩5分
・地下鉄丸ノ内線「新大塚」駅 北へ徒歩8分

© 回転寿司ユニオン all rights reserved.

bottom of page