第２回定期大会特集

　回転寿司ユニオンは、５月２７日、東京労働会館、宮崎県労連事務所とオンラインにおいて第２回定期大会を開催し、組合結成以来の運動の総括のほか、２５春闘の早期終結、組織拡大、労働委員会への救済申立て、緊密な団体交渉の開催、現場協議制の導入、労働協約の締結、シフト制雇用安定に向けて全力をあげてたたかい抜く決意を固め合い、向こう１年間の運動方針を確立した。

​

　討論では、各職場で要求実現やたたかいを通してなかまが増えた経験や、組合への加入を決意した経緯などが豊かに議論され、回転寿司ユニオン運動への確信が深まった。

​

　特別決議では、各都道府県協議会の県労連への加盟が決議された。回転寿司ユニオン運動の地方での展開は県労連あってこその成果であり、今後ますます県労連と緊密に連帯して地域労働運動を活性化させていく決意である。

​

　このほか、綱領・規約の整備も実現した。綱領は、回転寿司ユニオンのめざすべき社会像と目標を宣言するものであり、規約は組合を民主的に運営するために守るべききまりを定めたものである。今後は綱領・規約のもとで、さらなる回転寿司ユニオンの豊かな運動を展開していく。

​

　組織化対策では、組合員のいる職場での組合員数倍加、すでに労使関係のある会社での職場倍増、新たな労使関係の構築の３段階での目標がはじめて具体的に提起された。要求実現を主軸として、目標達成に向けて団結して進んでいく決意である。

　組合結成以来の回転寿司ユニオン運動を確信に、全組合員一丸となってたたかいぬくこととする。

　右、宣言する。

２０２５年５月２７日
回転寿司ユニオン第２回定期大会